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  • 執筆者の写真朝野裕一

どんな動きが硬くなるんだろう?〜運動を科楽する:序章(3)

身体の動きが気がつくと硬くなっている、あるいはそもそも硬いけれど

気づいていなかった、

あなたにも思い当たることがあるのではないでしょうか?

どうしたらそれに気づくことができるのでしょう。

答えは・・・あまりにも簡単!

普段しない動きをしてみる、です。

例えばスマホでチェック。最初は見よう見まねで構いません。

今は大変便利で、ちょっとスマホアプリを覗いてみれば、それこそ五万

とあるエクササイズ紹介。

その中で自分ができそうかなというものを、

もし医療機関に通っている人ならば、医師からやっていいと言われいる

ものをセレクトしてやってみる。

意外と大変!

となればどこかに動く範囲の制限や動かすための固定力や駆動力の

不足があるかもしれません。

もう一つは、

非日常の動きをしてみる。

いきなり慣れないことをして、どこか傷めてしまうと元も子もないので

自分が好きでやりたいなと思っていたスポーツなどを遊び感覚でして

みたり、

お子さんのいる家庭ならば、

子どもと一緒に遊んでみるのもいいでしょう。

身体がきつい、子どもについて行けないとなれば、体力(持久力)の

不足か、身体のどこかが硬すぎる、筋力が足りない、などが実感できる

と思います。

日常生活の中だったら、

普段ちょっと面倒くさいと思っていた作業をしてみる、例えば庭いじり

とか窓拭き・床拭きなど。

やりづらい部分があればきっと、

身体のどこかに硬い部分があるのかもしれません。

普段の生活がパターン化していることに気がつくには、普段していない

ことを色々試してみることです。

では、

身体が硬くなっていたとして、

どんな動きが制限されやすいと思いますか?

人間は手を器用に使う・使える動物なので、ほとんどの作業は身体の

正面で行います。

しかも、

同じ姿勢で行うことが大変多いのではないでしょうか。

わざわざ

身体を反り返らせたり、捻ったり、前に倒したりはしないでしょう。

これが、肩こりや腰痛の原因になってきます。

どういう動きが硬くなりやすく、それを防ぐにはどうしたらいいか?は

これまた、実にシンプルに考えればいいことです。

普段行わない動きをあえて生活に取り入れる、です。

一番簡単なのは、ラジオ体操。

ラジオ体操第一だけでも、様々な動きが含まれています。

ラジオ体操の中でも、先ほど述べたように、普段あまり行わない方向へ

の身体の動きだけでもピック・アップして、隙間時間に動かしてみる、

これで、かかる時間はほんの1分程度。

具体的に示しておきますね。

まず腰を反り返らせる(腰を傷めて病院通いしている方は、医師に許可

を得られた場合のみ、行なってください)↓

骨盤の上に両手を当てて、ちょっと腰を反らせるだけで構いません。

もう一つは、

身体(上体)をねじる運動↓

座ったままでもできます。

むしろ座ったままの方が股関節の代償なしにできるのでベターです。

寝た状態で行うならば↓

上体は固定して、逆に下半身をねじります。

結果的に上体のねじり動作になっています。

動いている主な部位は胸椎です。

そして、

もう一つが皆さんご存知の体前屈。

必ず股関節主導で行ってください↑

股関節が曲がっていないと↓

背中だけ丸めてしまいます。

この際、あえて手の届く位置は気にせずに行いましょう!

なにより股関節の曲がりを意識することが大事です。

股関節からしっかりと曲げることができれば、自ずと手はより遠くへ

届きます。

まずはこの三つだけでも、普段の生活でチェックしながらストレッチ

するという形で取り入れてみてください。

自分の身体の動きの硬さに気づき、改善したらすぐにわかる、

そのためには、ちょっとした時間に普段行わない動きをしてみる、

これが何より、自由に身体を動かすための第一歩であり、

結果的に、自分の健康を維持する原動力になると思います。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また次回に。

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